日産自動車は6日午前、電気自動車(EV)「リーフ」を全面改良

 日産自動車は6日午前、電気自動車(EV)「リーフ」を全面改良して10月2日に発売すると発表した。新開発の電池を搭載し、1回の充電で走れる距離(航続距離)は2010年の初代発売当時の2倍となる400キロを実現。駐車に必要な操作を全自動で行う新たな機能も備えた。価格は消費税込み315万360円から。海外では米国で12月、欧州で来年1月にそれぞれ発売する。

 新型リーフは、心臓部に当たる電池の容量が40キロワット時と初代(24キロワット時)の約1.7倍に増大。加速性能が高まったほか、航続距離は、競合する米テスラの「モデル3」(354キロ)や米ゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー・ボルトEV」(383キロ)、独BMWの「i3」(390キロ)を上回った。充電時間は普通充電(200V、30A)が約8時間で初代と変わらない一方、急速充電は80%充電するのに約40分と現行より10分長くかかる。

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 最新の自動運転技術も採用。日産初となる駐車支援システムは、専用ボタンを押し続けるだけでアクセルやブレーキ、ハンドル操作に加え、切り返しのシフト変更や駐車後のパーキングブレーキも自動で行う。高速道路の単一車線で自動的に加速・減速や車線維持ができるほか、アクセルペダルだけで減速や停止まで行える機能もある。

 リーフは10年12月の発売以降、北米や日本、欧州などで販売を伸ばし、今年6月末時点で累計28万台が売れた。航続距離は、初代の200キロから一部改良を経て12年に228キロ、15年に280キロへ伸びた。【和田憲二】

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